今からでも遅くない!英語を学ぶと決めたらスタートは早い方がいい理由

これまでの記事では「なぜ日本人は英語を習得できないのか」という問題点に焦点を当ててきました。

そしてその上で、「どうすれば最大効率で英語を習得できるか」という解決策も同時にお伝えしてきましたが、今どんな印象をお持ちでしょうか?

何となくでも「あ、英語って思ったよりも簡単に身に付けられるかも」と感じていただけていれば、私としては嬉しい限りです。

それでもなお、もしあなたが英語を学ぶことに対して躊躇しているのなら、その原因はたった1つだと思います。

きっと、

「でも、大人になって英語を学び始めるなんて遅すぎるんじゃ…」

こんな心配をしているのではないですか?

確かに英語と年齢についての関係性について思うところはたくさんあるでしょう。

本当は「英語を身に付けたい」と思っているのに、年齢を理由に英語学習をあきらめてしまうような人も大勢います。

しかしまったく心配する必要はありません。

結局は「正しく英語を学ぶ」ためのコツを知っているかどうかが何よりも重要だからです。

さらに言えば、「大人であること」が英語学習において最大のアドバンテージとなることさえあるのです。

それでは今回のテーマである「英語を学ぶと決めたらスタートは早い方がいい理由」をお伝えしていきます。

子どものころに習わなかったらもうダメ?

まず大人が英語を学ぼうとすると「語学は子どものうちに学ぶべき」なんてことをよく聞きます。

あるいは「大人になると脳が硬くなるから新しいことを吸収できない」といった何とも悲しい意見まで聞こえてきたります。

そんなことを言われたら「えー、じゃあやっぱり英語なんて無理なのかな」と感じて、せっかく英語を始めようと思っていたのにやめてしまう人もいるでしょう。

英語学習をスタートしようと思い立ったとしても、やはり大人になってから英語を身に付けるなんて無理な話なのでしょうか。

結論からお伝えしますと、答えは「No」です。

海外で活躍している野球選手やサッカー選手がいい例です。

彼らはプロアスリートという本業を持つ一方で、所属チームの一員として溶け込むため、あるいは現地の生活になじんでストレスを感じないようにするため、一定レベル以上の語学力を身に付けているケースがほとんどです。

実際に現地で生活しているという環境も語学力アップの大きな要因ではありますが、少なくとも言語を習得するにあたって年齢という壁は存在しないことが分かります。

確かにこれまでの言語学において「第二外国語は、生後のある一定の期間に身につけたほうが効果的」というのが定説でした。

しかし最近ではそれとは反対に、大人になってから言語を学ぶ方が効率的と言う意見もあるのです。

その説の根拠となるのは、言語を習得するためには学習開始年齢よりも「インプットにおける量と質」の方がはるかに重要なポイントだから、です。

英語はインプットがものを言う

どんなに耳が良くても、発音が上手くても、あるいはどんなに異言語コミュニケーションへの抵抗感が少なくても、それだけで英語を話せるわけではありません。

まず言語学習で重要なのは、学習を継続することで得られる「インプットの量」です。

コミュニケーション能力といえば、下手な英語でもなぜか通じてしまう「出川イングリッシュ」で有名なタレントの出川哲朗さん。

出川イングリッシュの最初の企画が2015年に放映されてからもう何年も経ちますが、彼の英語はいつまで経っても上達していません。

それは、何年経ってもインプットの量が増えていないからです。

(まぁ、本気でインプットして英語ペラペラになったら面白くなくなってしまいますけどね)

ちゃんと英語学習を継続していけば、自然とインプットの機会と量は増えていきます。

これは英会話スクールやテキストにおける英語学習に限った話ではなく、例えば好きな映画やドラマなどでもインプットは可能です。

英語の音声を聞き、英語で話している内容を理解するプロセスがインプットには重要なのです。

このとき「大人であること」が有利に働くことになります。

当たり前のことですが子どもより大人の方が知識や経験が豊富なので、許容できるインプットの「受け皿」が大きいのです。

例えば、敏腕弁護士の仕事っぷりや人間模様を描いた超人気海外ドラマ”SUITS”。

もし子どもがこのドラマを見ても、面白いと感じる子はほとんどいないでしょう。

もちろん吹替や日本語字幕で見たとしてもです。

なぜなら、仕事のことやら法律のことやら、子どもにとっては内容が複雑すぎるからです。

同じようなことが英語学習にも当てはまります。

大人はこれまで蓄積されてきた知識と経験を駆使することで、新しい情報と紐づけて効率的に考えたり覚えたりすることができます。

これが大人であることのメリットであり、何かを学ぼうとするときに非常に役立つアドバンテージとなります。

ただし、ただひたすらにインプット量を増やそうとするのは効率的ではありません。

これまでの記事でもお伝えしてきたように、日本語を介さずに「英語を英語として理解する」ために必要な作業があります。

それがアウトプット、つまり英語を話したり書いたりすることです。

海外ドラマや映画を見てるだけでは英語が身に付かないのは「アウトプット」が圧倒的に不足しているからです。

実際にアウトプットをしてみることで、自分の英語に欠けているものや足りないものがはっきり把握することができます。

例えば道案内などで外国人と話したことがある人であれば、

「あれ?この単語なんて言うんだっけな?」

とか

「あ…この表現って英語でなんて言えばいいんだ!?」

といった苦い経験が誰にでもあるはずです。

アウトプットの結果として得られる実体験や感情をセットで脳にインプットすることで、さらに効率的に英語の単語や表現を記憶に定着させやすくなります。

こうしてアウトプットがインプットの質を劇的に高めてくれるわけです。

「英語学習はインプットとアウトプットの繰り返しで上達する」ということを決して忘れないでください。

この繰り返しの機会をできるだけ多く作ることこそが英語習得への近道です。

子どもであろうと大人であろうと、その機会は誰にでも平等です。

「大人になったらもう遅い」なんて言葉は、ただの言い訳に過ぎません。

悩んだり迷ったりして行動に移そうとしない人より、1日でも早く英語学習を始めた人の方がインプットの量と質において差が生まれる。

これがゆるぎない事実です。

たった1つの「失敗」を犯さないでほしい

とはいっても、誰にでも「失敗」は怖いものです。

「スクールに通っても英語が身に付かなかったらどうしよう」と不安に感じる気持ちも分かります。

しかし、大人になってからこそ分かることですが、ある程度の時間が経ってから過去を振り返ってみると、途中で経験した失敗はすべて「必要なことだった」と言えることがほとんどです。

要は、焦点を当てるポイントが目の前にある現在なのか、まだ見ぬ将来なのか、こうした考え方の違いによって「失敗」のとらえ方はポジティブにもネガティブにも変えられるのです。

ただし、1つだけ注意してください。

現在においても将来においても、「これは100%失敗だった」と感じる唯一の条件が存在します。

それは、腹をくくるべきタイミングで覚悟を決めきれないことです。

誰にとっても人生に何回か、腹をくくるべきタイミングが訪れます。

そのときに腹をくくって決断することができれば、長い目で見ると失敗だったと感じることなどありません。

むしろ自分にとって「できること」「できないこと」、「好きなこと」「嫌いなこと」といった明確な判断基準を持つことができ、その基準にもとづいて人生をさらに良くするための選択肢を選び続けることができます。

それとは反対に、腹をくくるべきときに覚悟を決めきれなかった人間には、「あのときやっておけば良かったのに」という後悔がいつまでも心に居座り続けます。

これはこの世の意思決定にまつわるの唯一の真理です。

もし今のあなたが「どれだけ悩んでも答えが出せない」という状態なのであれば、それはもはや正解がないところまで考え抜いたということです。

その状態であればどんな選択肢を取ろうとも、あなたのこの先の人生で「失敗だった…」と後悔することはありません。

ただそれでも背中を押してほしい人には、こうお伝えします。

英語は必ず人生の選択肢を拡げてくれます。あなたの直観は間違っていませんよ。
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