前回は私たちイングリッシュベイ青山の理念や特徴についてお送りしました。
私たちが日本の英語学習の問題点について真剣に考え、そしてどうやって受講生の皆さんの人生を英語によって変えてきたか。
これまでの歩みを知ってもらえたのではないかなと思います。
さて今回は、英語というスキルを身に付けた場合と身に付けなかった場合、どんな格差が襲ってくるのかというお話です。
グローバル化という言葉が使われるようになってすでに20年以上が経ちました。このLINEをご覧のあなたは仕事や学業の中でグローバル化の影響を体感されているでしょうか?
「グローバル化なんて自分には関係もないし興味もないです」という方であっても、「英語ができた方が選択肢の幅が広がる」ということは頭の片隅で理解されているはず。
でも「さぁ、グローバル化の波に乗って英語を学ぼう!」という言葉だけでは、英語力の必要性や重要性がイマイチつかめないのもまた事実。
当然、得られる利益(リターン)が不明瞭なまま学習しても、なかなか英語を定着させることはできません。
英語力を身に付けることでどんなメリットが得られるのか、納得できる裏付けがなければ行動に移すのは難しいですよね。
というわけで今回は、日本のグローバル化の現状に合わせて、社会人として英語力を高めることについての具体的な価値をお伝えしていきます。
「英語ができない」=「機会損失」という認識
もうあなたもお気づきかもしれませんが、今や社会人にとって「英語」というのは趣味でもなければ勉強科目でもありません。
将来の自分の状態や、家族の人生をより良くするための投資です。
今後の人生を見据えてお金を増やしていく投資と同じように、あなたという人材を運用してより多くの利益を将来的に得られるようにするための自己投資の1つなのです。
社会で通用する英語力を身に付けられたら場合、こんなメリットが訪れるようになります。
・自分の市場価値が高まる
・就職先、転職先が広がる
・給与が上がる
・人脈が広がる
・海外旅行に抵抗がなくなる
英語習得にはそれなりの時間とお金が必要なのは事実ですが、上記のメリットのように仕事・人間関係・経験など社会人として人生を豊かにしてくれる要素ばかりです。
もちろん「英語以外のスキルや資格を狙いたい!」という心意気も素晴らしいのですが、英語ほど着実で幅広い効果のあるリターンが見込める自己投資はあまり見つからないのではないでしょうか。
逆に考えると、英語ができないということだけで、多くのメリットが与えられるチャンスを逃してしまっているとも言えます。
まさに今読んでいるあなたも、英語ができないことに対して不安や危機感を覚えているのではないのでしょうか。
「この先ずっと同じ会社で日本語だけで働いていけるから大丈夫です」なんて引きこもりマインドな方なら、このLINEを登録していないはずですよね。
きっとあなたの中に、
「挑戦したいと思っていても英語力が足りずに素通りしていた社内のジョブオファーに、手を挙げられるようになりたい」
「今の会社で勤め続けても全然年収が上がらなくて不安だから、何とか転職の選択肢を広げたい」
こんな気持ちがあるから今このメッセージを見てくれているのだと思います。
大丈夫、安心してくださいね。
その気持ちに応えられるだけのメリットが英語には間違いなくありますから。
英語力が高いと年収1.5倍に?
さて、社会人として英語から得られるメリットをいくつか挙げましたが、誰にとっても嬉しいと感じる一番のメリットはやっぱり「収入アップ」ですよね。
英語力と収入に密接な関係があるということについて、数多くのデータが公表されています。
例えば、同時通訳のノウハウによる英語学習サービスを提供する「(株)テンナイン・コミュニケーション」が、2016年に「英語格差」に関する意識調査を行なっています。(対象:部下の人事評価、または人事に関わる一般企業の経営者・役員及び200名)
勤め先における「英語力の低い社員と高い社員の年収格差」について聞いたところ、回答の中で最も多かったのが「1.5倍程度の差を感じる」(31.3%)でした。
そのあと「1.3倍程度の差を感じる」(20.2%)、「2倍よりも大きな差を感じる」(14.1%)、「1.7倍程度の差を感じる」(11.1%)、「2倍程度の差を感じる」(10.1%)と続きます。
(引用:株式会社テンナイン・コミュニケーション)
もちろんどんな企業に勤めているかにもよりますが、人事に関わっている経営者や役員の3人に1人が「1.5倍程度の年収格差を感じている」というわけです。
英語力を身に付けるだけで毎年の収入が1.5倍ほど上がるのであれば、学習コストとして支払った金額を大きく上回るリターンを得ることができるはず。
自己投資の効果としては絶大ですよね。
また別のデータとして、転職情報サイトの開発・運営をしている「(株)キャリアインデックス」が、1,000人の働く男女を対象に語学力と年収について調査した結果を見てみましょう。(2016年実施)
このデータによると、年収700万円以上の人の48.7%が英語での日常会話や読み書きができるレベルであることが分かっています。
「あれ、48.7%って意外と少ないんじゃない?」と感じたら要注意です。
職場で自分の周りにいる人のおよそ半分が英語ペラペラなのだと考えたら、英語ができない人にとってかなり肩身が狭く感じるのではないでしょうか。
このように年収と英語力に密接な関係性があることが証明されているのです。
ただ、あなたが今から英語力を身につけて年収アップを実現するのであれば、仕事や学業をこなしながら英語学習の時間を確保しなければいけません。
分かりますよ、これは本当に厳しく険しい道です。
ただ、だからこそ、やる価値があるのです。
なぜならきっと他の90%以上の人たちが今あなたが感じたように「やっぱり英語を身に付けるなんて大変だよな」と考えてしまい、そのあと行動に移さないからです。
諦めることで90%の英語力のない人材の中に埋もれていくか、チャレンジャーとして10%の勝ち組に仲間入りして年収アップを狙うか。
諦めた人たちと勝ち組になった人たち、時間が経てば経つほど人材としての価値に差がついてしまうのは明らかです。
あなたが想像している未来では、あなた自身どちらの道を歩んでいるのでしょうか。
「グローバル化」は自分から飛び込まないとやってこない
ここまでの内容で「人材としての価値」あるいはその先にある「人生の幸福度」において、英語力の有無が大きな差を生んでいるということがお分かりいただけたと思います。
ビジネスにおいて「グローバル人材」というのは、英語などの語学力を活用してチャンスをつかんだり、あるいは世界各国の知識や技術をつなぎあわせてイノベーションを起こしたりする、「自発性」を備えた人物といえます。
「自分の知らないところでグローバル化が進んでいる」と他人事のような姿勢で受け止めているようでは、グローバル人材にはなれません。
あくまで「異言語・異文化の壁に自ら挑んでいくビジネスパーソン」が社会では評価されているからです。
英語習得はゴールではなく、こうした価値のある人材になるためのツールにすぎません。
ただし、語学に挑戦する自発性がない限り、その先にあるチャンスにたどり着くことは不可能です。
千里の道も一歩から。
何事も最初はスモールスタートから始まるもの。
まずは自分にできる範囲から、英語力を伸ばすための自己投資を始めてみてはいかがでしょうか。