日本人は考えすぎ!一気に上達する「英語の上手な話し方」

英語にはたくさん時間を費やしているはずなのに!
・他人と比べて勉強量は多いはずなのに!
・でも英語が全然上達しない…なんで!?

日本では英語力を求められる職場が増えてきており、英会話スクールに通いながら英語の勉強をしている方も多いのではないでしょうか。

しかし、1年ほど経つと嫌でも襲ってくるこんな焦燥感。

「自分の英語力は本当に上達しているの?」
「このまま時間とお金を費やしていても無駄になるんじゃ…」

こんなお悩みを持つ方は、今回の記事をぜひご覧ください。

タイトルには「魔法みたいに」と書きましたが、中身はシンプルかつロジカルな内容です。

英語トレーナーとして、年齢は10代から50代まで、レベルは初級者から上級者まで、いろいろな生徒の英語力を上げてきた私が、今回は誰にでもできる!一気に上達する「英語の話し方」をお伝えしていきます。

少しネタばらしすると、ポイントは「英語の上達はできないことよりできることにフォーカスする」ということ。

中学生英語のレベルがあれば誰にでも活用できる上達術ですので、ぜひ参考にしてくださいね。

それでは3つの上達術を詳しくお伝えしていきます!

この記事を書いた人

牧野隆幸

​牧野 隆幸(まきの たかゆき ) イングリッシュベイ青山 シニアトレーナー

大学・自治体プログラムにTOEIC講師として登壇経験あり。一般企業や国際的な交流協会などでの勤務・従事経験を通して、様々な業界を見てきました。純日本人トレーナーとして少人数制グループをメインとしながら、計400人以上の方々に英語をお教えしてきた私が実践的な英語学習法をご案内いたします。

英語の上達術その1:何よりもまず主語と動詞から話す

“Ready Set”の要領で「主語+動詞」を口にする

短距離走でスタートするときの “Ready.. Set.. Go!” という掛け声、皆さん聞いたことありますよね。

「”Ready” と “Set” のタイミングではみんな同じ動作をしてね。”Go”でスタートしたあとは自由に走っていいよ。」という、誰もが混乱せずに公平にスタートできるよう作られた定型のフレーズです。

ある意味「スタートするためのルール」と言ってもいいでしょう。

勘が鋭い方はお気づきかもしれませんが、英語で会話するときにも同じく「英会話をスタートするためのルール」が存在するのです。

英語における “Ready” と “Set” の2動作にあたるのが「主語」と「動詞」です。

英語の文章を構成するにあたって「五文型」という絶対ルールがあるのを覚えていますか?

中学生で習うものですが、忘れちゃったという方のためにおさらいしておきましょう。

(1) SV: 主語+動詞
(2) SVC: 主語+動詞+補語
(3) SVO: 主語+動詞+目的語
(4) SVOO: 主語+動詞+目的語①+目的語②
(5) SVOC: 主語+動詞+目的語+補語

「英語の文章はこの順番で構成しましょう」というルールがこの五文型です。

こうして一覧にすると分かるのは、どの文型でも共通して「主語」と「動詞」の組み合わせから始まっているということ。

これは短距離走の “Ready” と “Set” のように、誰でも同じステップを踏むことで「会話がスタートしますよ」という合図を送ることができる、というわけです。

もしあなたが短距離走で “Ready” と “Set” という掛け声がなければそのレースはどうなるでしょう?もちろんレースはスタートしませんね。

英会話をするときも同様なのです。

英語を上達させるためには、全ての英語文章に共通したスタート法である「主語+動詞」をすぐに口にするクセを身に付けましょう

“I go” でも “He is” でも何でもいいので、まず「主語+動詞」を口に出すことで英会話をスタートできるのです。

ここで、「間違った主語と動詞を言っちゃったらどうするの?」と思うかもしれませんが、答えはカンタン「言い直せばいい」だけ。

言い直すときには、この記事でも後述している “I mean” などのフレーズを使えば全く問題ありません。

そもそも日本人の英語の話し方にありがちなのが、頭の中でキレイな文章を考えてから話すという姿勢。

「考えてから話す」のも重要ですが、それだけではいつまでたっても会話でスピード感や柔軟性を養うことはできません。

まず「主語+動詞」を口に出すというクセが身に付けられれば、それとは逆の「話してから考える」という英会話の上達に欠かせない思考法を習得できるのです。

日本語で考えるクセを捨てる

ではここで少し考えてみましょう。

なぜ日本人の多くが「主語+動詞」から話し始めることを苦手としているのか。

その理由は「英語を話すために日本語で考えているから」です。

日本語の会話だと、主語を使う機会ってあまり多くないですよね。「私は」「彼らは」「これが」など、日常では省いて会話していることが多いはずです。

しかし英語での会話は「主語」がないと始まりません。ということは、英語を上達させるためには「日本語で考えるクセを捨てる」という心構えが必要となります。

「理屈は分かるけど、日本語抜きでどうやって考えたらいいんですか!」というお声が聞こえてきそうなので、その方法は次の項目で説明しましょう。

「主語+動詞」で英語を話すトレーニング法

さて、まず最初の英語上達術として、

・まず「主語+動詞」から会話をスタートさせること
・この「主語」を口に出すためには、日本語で考えるクセを捨てること

ということをお伝えしました。

この2つを同時に、かつ瞬間的に行うことができれば、英語力がかなり上達するわけです。そしてこれらを身に付けるためのトレーニング法はコチラ。

英語の文章をもとに「頭の中にイメージを描く」ことです。

もっと分かりやすく言えば、英語の文章をもとに「頭の中に画像や動画として情景を想像する」ということ。

初めは難しいかもしれませんが、英語には必ず「主語」という主人公とその主人公の動作や状態を表す「動詞」があるため、慣れてしまえばイメージするのも難しくありません。

この「頭の中にイメージを描く」というトレーニング法は主語と動詞を瞬間的に口にする練習になるだけでなく、日本語を介さず英語を英語のまま理解するという訓練にもなります。

なぜなら画像や動画といった「イメージ」自体に言語は存在しないので、英語を理解するときに日本語の登場を防ぐことができるからです。

英会話でスムーズに話せないというお悩みを持つ方は、この「イメージ」を思い浮かべるトレーニング法を試してみてください。

このトレーニングで「瞬間的な主語+動詞の発声」と「日本語を使わずに英語のまま理解する」という英会話における大きなメリットを実感できることでしょう。

英語の上達術その2:相手に聞いてみる

ミスが恥ずかしいなら聞いてみる

日本人が英語を苦手とする理由の1つに、ミスを必要以上に恐れてしまうことが挙げられます。

本来コミュニケーションツールである英語に「ミスの有無」や「正解不正解」が求められるのはナンセンスなのですが、これは完全に日本の英語教育の弊害でしょう。

受験英語に代表されるような「学問としての英語」で好成績を収めるために、私たち日本人は「英語を間違える」ということに対して恐怖感や嫌悪感を植え付けられてしまいました。

私は英語レッスン中に「英語は間違えてもいいんだよ!」「間違いを恐れないで!」「間違えることで英語を覚えるんだよ」なんて言うこともありますが、間違えることに対しての恐怖感を言葉だけで拭いきるのは簡単なことではありません。

では間違えるのが怖いのであれば、発想を変えて「間違いをする前に、相手に正解を聞いてみる」というやり方にシフトするのはどうでしょう。

受験であれば第三者の知恵を借りるのはカンニング行為になりますが、英会話なら全く問題ありません。

英語を勉強している場合、先生や講師など会話相手の方が高い英語力を持っているはずです。

この相手の英語力を素直に活用するのが、お手軽に英語力を上達させる方法と言えるでしょう。

というわけで、英語が一気に向上する上達術その2は「困ったら相手に聞いてみる」ということです。

魔法のフレーズ “What do you call it?”

では、英会話で困るのがどんなときか思い出してみましょう。

英会話で誰もが苦しむのが「単語力不足」によって会話に詰まってしまうときです。

「単語力不足」というのは何ともやっかいです。その単語を知らないというだけで、どう頑張っても自分が言いたいことを伝えられないというケースが発生してしまうからです。

そんなときは魔法のフレーズ、“What do you call it?” を使えるようにしておきましょう。

これは「それって(英語で)何て言うの?」という意味のフレーズなので、相手の力を借りて単語力を埋めるのにピッタリ。

ただし、いきなり「それって何て言うの?」と聞いても「え?『それ』って何のこと?」と逆に聞かれてしまうので、こういう流れで聞いてみるのが良いですね。

(例)「検察官」にあたる英単語を知りたいとき
– I have a word that I want to ask you. (聞きたい単語があります)
– That is a job and similar to a lawyer. (それは職業の一つで、弁護士に似てます)
– But, it is a rival of a lawyer. (でもそれは弁護士のライバルです)
– What do you call it? (それって英語で何て言いますか?)

という感じで、冒頭で「聞きたい単語がある」と伝えて、次にその単語について簡単な情報を使って説明します。

そしてそのあとに “What do you call it?” と聞く流れが一番効果的です。

説明の部分が難しそうに見えるかもしれませんが、心配する必要はありません。コツさえ把握しておけば誰にでもできます

説明のコツは「どんなカテゴリの単語か(= job)」「何と似ているか(= a lawyer)」「あるいは逆の意味に当たる単語は何か(= a rival of a lawyer)」のような3つくらいの情報があると相手に伝わりやすくなります。

相手に聞くという行為のおかげで記憶に残りやすくなるため、単語テキストを使って暗記をするより各段に効率的に単語を覚えられるというメリットもあります。

ぜひ “What do you call it?” というフレーズ、使ってみてくださいね。

(ちなみに検察官の英単語は “prosecutor” です)

他にも使える英会話に困ったときの質問フレーズ +3選

ご紹介した “What do you call it?” というフレーズ以外にも、英語の会話に使える便利な質問フレーズがあります。

どれも英会話に困ったときにかなり役立つフレーズですので、ぜひ実践で使えるように覚えていきましょう。

1. “Can you say that again?” (もう一回言って?)相手の言葉を聞き取れなかったときによく使う、王道にして鉄板のフレーズ

一応 “Pardon?” や “Sorry?” もシンプルな聞き返し言葉としては使えますが、 “Can you say that again?” くらいちょっと長めのフレーズを使えるように練習しておくと、総合的な英語力アップに繋がるのでおすすめです。

ビジネスシーンなどで丁寧に聞き返したいときは “Could you say that again (, please)?” というように、Can を Could に変えたり、最後に please をつけたりするといいですよ。

2. “What does it mean?” (それってどういう意味?)これは「何となく相手の英語は聞き取れたけど、内容がよく分からない」というときに使います。

とても似ているフレーズで “What do you mean?” というのもありますが、これはシチュエーションによっては少し失礼な意味で捉えられることがあるので注意。

極端ですが分かりやすく言うと、“What does it mean?” は 「it = それ(相手の言っている内容)」の意味が分からないというのに対して、 “What do you mean?” は「you = あなた(相手の意図)」の意味が分からないというニュアンスになります。

相手の存在を否定してしまうような変な誤解を生まないように、とりあえず “What does it mean?” を使うのが無難です。

3. “Does it make sense?” (伝わったかな?)make sense を直訳すると「理にかなう」という意味なので、このフレーズは平たく言えば「理解できましたか?」を表すもの。

自分の発言が相手に伝わったかどうか、確認するときに使います。

「理解できましたか?」という意味なら “Do you understand? / Can you understand?” と言いたいところですよね。

ただ、ニュアンスとして「(あなたの知識をもってして)理解できましたか?」というちょっと上から目線な捉え方もできるので、”Do / Can you understand?” も誤解を与えないよう使わない方が無難です。

英語の上達術その3:相棒フレーズを作って幅を広げる

相棒フレーズを知ること

相棒フレーズを作るとは、相棒のようにいつもそばにいてくれる「英語の口癖」を作るという意味です。

これは英語歴が長くても短くても関係なく誰でも今日この瞬間から使える、即効性のある上達術です。

日本語で会話しているとき、「えー、そうなの?」「それいいじゃん!」など口癖のようによく使うフレーズはありませんか?

こうしたフレーズが口癖になっているのは、「聞き上手」「褒め上手」「喋り好き」といったあなたの会話スタイルがベースになっている可能性が高いです。

英会話や英語学習にたくさん時間を費やしても伸び悩んでしまう原因は、もしかしたら本来「聞き上手」なのに英語では「喋り好き」になろうとすることで、自分の会話スタイルとギャップが生じてしまっているからかもしれません。

それなら英語を話しているときでも自分の会話スタイルに寄せていけるよう、まずは自分の日本語での口癖を英語に変えてみよう!というのが3つめの英語上達術です。

口癖候補の英語フレーズ5選

口癖といっても「普段は無意識に使っているから自分では分からない」という方もいるでしょう。

そういう場合は、以下のよく使われている英語のフレーズをチェックして、ピンとくるものを覚えてみることをオススメします。

1. “Is that so?” (そうなの?)

相手の発言に対して、興味や関心を示すときに使えるフレーズです。

「そうなの?」とリアクションすることで、相手の発言の続きを教えてほしいという意思表示にもなります。

2. “Sounds good!” (それいいじゃん!)

相手の発言に対して、同意をしたり称賛したりするときに使えます。

“Sounds”というくらいなので、このフレーズが使えるは相手の発言といった耳から入ってきた情報に対してのみ

もし、相手の服装などの目から入ってきた情報に対して「それいいじゃん!」と言いたいときは、 “Looks good!” と言いましょう。

3. “Kind of” (まぁね / だいたいね)

これは「あいまいなYes」とも言われていて、明確な意思表示に抵抗感のある日本人と相性が良いフレーズです。

例えば “Do you like baseball?” と聞かれて、めっちゃ好きというわけではないけど否定するほどでもない、というときに “Kind of” がぴったりハマります。

4. “I mean” (つまり / 言いたいのは)

自分の発言が正確かどうか不安に感じたとき、言い直しや訂正をするために使えるのが “I mean…” です。

英語学習の初期にありがちですが、HeとSheを言い間違えたときなんかにも “He is… oh, I mean she is amazing.” というように使えます。

英語力向上には失敗がつきものなので、英語を話していて「あ、間違えた!」と感じたときに心強いお供になってくれるフレーズです。

5. “Actually” (実はね / 本当はさ / 正直なところ)

Actually は発言する際の最初に使うと便利な言葉で、そのあとに続く内容へとスムーズにつなげる役目をしてくれます。

“Do you know where Alabama is?” と聞かれたときにatuallyを使うと、 “Actually, I studied there.” という風にキレイな流れで返答できます。

ちなみにAlabamaはアメリカ南部の州で、私が実際に留学していた地名です。

類語を覚えると効率よく英語力アップ!

自分にとっての相棒フレーズが口癖として定着してきたら、同じ意味だけど表現が違う「類語」も使えるようにしましょう。

相棒フレーズの例として最初にお伝えした “Is that so?”(そうなの?)は、例えば “Really?”(本当に?) や “I’ve never heard that.”(初めて聞いたよ) に言い換えることができます。

使うべきタイミングを熟知している口癖を言い換えるだけなので、全く新しいフレーズを覚えるのと比べたらかなりラクです。

これは単語を覚えるときも同じなのですが、新しい単語を覚えたいときは既に知っている単語と紐づけると覚えやすくなります。

「類語を覚える」というのは語学学習でも効果が立証されている方法ですので、日ごろから類語を意識して使えるようにしていきましょう。

記事のまとめ

今回は魔法みたいに一気に上達する「英語の上手な話し方」についてお伝えしてきました。

もちろん語学には「勉強量」が不可欠ですが、こうしたコツを知っておくことで「勉強の質」を劇的に高めることができます。

つまり、コツさえ掴んでしまえば勉強量に応じて何倍にも英語力アップできるのです。

それでは記事の振り返りです。

  • 英語の上達術その1:何よりもまず主語と動詞から話す
  • 英語の文章の9割方は、「主語+動詞」から始まるのです。
  • 英語の上達術その2:相手に聞いてみる
  • 英会話の途中で詰まったらどうしよう? “What do you call it?” を中心に鉄壁の質問フレーズを紹介。
  • 英語の上達3:相棒フレーズを作って話を広げる
  • 日本語での会話と同じく、自分のスタイルにピッタリの「相棒」フレーズ=口癖」を定着させましょう。

受験を前提とした日本の英語教育は、難しい知識をたくさん詰め込むことが美徳とされている面があります。

 

しかし語学の本質はむしろ真逆のところにあり、特に英会話においては簡単に実行できることを増やしていくことが上達への近道なのです。

今回の記事を参考にして、まずは簡単にできることを実践してみてください。

そうすれば着実に、そして楽しく英語力を伸ばせること間違いなし。

皆さん早速実践していきましょう!

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