できるだけ簡単に!英語電話の受け方「厳選11フレーズ」

英語で電話

自分:「お電話ありがとうございます。株式会社○○です。」
相手:「…Hello?」
自分:「お、、ha、Hello……」

受話器を取ったあとに耳から聞こえてきたのは普段とは違う言語。
これは…英語!?

予想していないときが一番焦りますよね。事前に英語の表現をいろいろ覚えていたとしても、焦ってしまうとなかなか電話口では出てこないものです。

私も実は、英語の電話は苦手でした。
しかも私が渡米したころは、LINE・WhatsAppなどの便利なチャットアプリはなく、(そもそもスマホがまだなかった…)リアルタイムのやり取りとして電話を使わざるを得ませんでした。
(そのおかげで英語の電話スキルはしっかり鍛えられましたが。)

今回は電話を受けるときの英語表現にフォーカスをし、かつ可能な限りシンプルな表現を厳選しました。簡単に覚えられて、そして色々な場面で使いまわせる英語表現です。

英語の電話を受けることが不安な方、英語での電話応対のバリエーションを増やしたい方、ぜひこのページで挙げたシンプルな表現を活用して電話スキルを上げてみましょう。

まずは押さえておくべき、英語の電話対応で大切な心構え


焦らず落ち着いてゆっくり話す


電話口で英語が耳に入ってくると、どうしても焦ってしまうもの。しかしその焦りのせいで、普段なら理解できる簡単な英語の表現でも頭に入ってこなくなってしまいます。

電話を取ったときに「英語だ!」と分かった瞬間に、鼻から静かに息を吸って、深呼吸をしましょう。まずは落ち着くことが大切です。

ご自分を落ち着かせた上で思考をクリアにして集中できれば、電話口の英語も数段聞き取りやすくなります。

そしてこちらが英語を話す際も、ゆっくりで構わないのでしっかり伝わるように話しましょう。電話の相手が早口だった場合でも、こちらがそのスピードに合わせる必要はありません。

むしろ早い口調で話してしまうと、電話の相手に「この人は英語がある程度できる人だな」と捉えられてしまうかもしれません。もし英語に自信がなければ、こちらの英語レベルを理解してもらうためにもゆっくりと電話口では話しましょう。

心構えとして何より大切なのは、電話応対はその企業や部署のイメージを印象付ける大切なタスクということを認識することです。それは日本語でも英語でも変わりません。

日本語で話すときのように、落ち着いて丁寧に電話で話せるよう心掛けてみてください。

質問上手&お願い上手になろう


落ち着いたところで、さぁバリバリ英語で電話応対しましょう!

…なんて、簡単にできれば苦労はありませんね。落ち着いて対応していたとしても、どうしても相手の英語が聞き取れないケースは出てきます。

そんなときは、聞き取れなかった内容を質問してみたり、「ゆっくり話してください」などお願いしてみたり、電話の相手に遠慮せずに聞いてみましょう。

知ったかぶりや推測だけで英語を理解したつもりになってしまうと、後々トラブルの種になりかねません。電話の目的や相手の要望をしっかりくみ取るためには、恥ずかしがらずに、質問とお願いを、電話の相手に投げかけることが大切です。

電話は定型フレーズで対応できる


そしてその質問やお願いを英語で表現する際には、難しい英語は必要ありません。

日本語での電話応対を考えていただければイメージしやすいと思いますが、電話応対のパターンはそこまで多くありませんし、そのほとんどはシンプルな表現です。英語でもそれは同じです。


電話以外でも使える!英語で丁寧にお願いする方法

英語、電話

「(お名前)をいただけますか?」

「May I have your ~?」

電話相手の名前や、社名、電話番号、Eメールアドレスなど、相手の情報を欲しいことは多々ありますよね。英語で対応するときはこの表現を使いましょう。

yourの後ろに欲しい情報を入れてください。

・May I have your name? :お名前をいただけますか?
・May I have your company name? :御社名をいただけますか?
・May I have your phone number? :お電話番号をいただけますか?
・May I have your email address? :メールアドレスをいただけますか?

これは電話口以外でも、対面シーンでも使える便利な英語表現です。

・May I have your business card? :お名刺をいただけますか?

ご存知の通り英語において、“May I… ?”は丁寧な表現なので、ビジネスシーンならどんな時でも活用できます。どんどん使っていきましょう。

「(もう一度)言ってていただけますか?」

「Could you say / speak ~ ?」

質問ができたとしても、まだ気を抜いてはいけません。電話が遠く聞き取りづらいなんてことは、日本語でも英語でも頻繁にあります。

きちんと聞き取れなかった時には、「もう一度」「もっとゆっくり」「もっと大きな声で」などの要望をしっかりお伝えしましょう。その時の英語表現はこちら。

・Could you say that again? :もう一度言っていただけますか?
・Could you speak more slowly? :もっとゆっくりお話いただけますか?
・Could you speak a little louder? :もう少し大きな声でお話いただけますか?


このフレーズを言う前に、”I’m sorry.”とシンプルな英語を付け加えるだけで、丁寧具合が格段にアップします。

I’m sorry. Could you say that again? :ごめんなさい。もう一度言っていただけますか?

電話口の英語はそもそも聞き取りづらいものです。恥ずかしがる必要はないので、しっかりと英語で聞き直しできるようにしましょう。

「(確認)させてください」

「Let me ~.」

「確認させてください」「復唱させてください」「折り返させてください」など、電話で相手に許可を求めるケースって意外にありますよね。
この表現も、シンプルながらいろんな場面で使いまわしができる便利な英語表現なのでぜひ使ってみてください。

・Let me check it. :確認させてください
・Let me repeat it. :復唱させてください
・Let me call you back. :折り返させてください

電話以外のビジネスシーンなら、こんな使い方もできます。

・Let me introduce myself. :ご挨拶させてください。
(直訳は「自己紹介させてください」)

上記で挙げた3つの英語表現を使えるようになるだけで、シンプルな内容の電話なら6割以上はカバーできるはずです。しかも電話以外のシーンでも使えるので、覚えておいて全く損はない英語表現です。必ず押さえておきましょう。

シーン別!通話時、このまま使える「鉄板フレーズ」

通話のフレーズ

「少々お待ちください」

・Just a moment, please.

英語の表現ではおなじみの”just a moment”は電話でも使えます。「確認します」と言って保留する前に一言添えたいフレーズですね。

「お待たせいたしました」

・Thank you for waiting.

電話口でお待ちいただいたあとにも一言添えるならこのフレーズ。英語も日本語も同じですが、保留から解除する際に「もしもし / Hello」でも問題はありません。ただ、丁寧さに気を付けるなら”Thank you for waiting”とぜひ使ってください。

「○○は外出しております/お休みをいただいております」

・(外出)He/She is out now.
・(休み)He/She is off today.

He/Sheの変わりに、○○さんをMr.○○/Ms.○○と固有名詞で言ってももちろんOKです。日本語だと長い文章ですが、英語にするとシンプルに表現できます。

「ご伝言を承りましょうか」

・Would you like to leave a message?

これは少し難しい表現かもしれません。”would you like”は”do you want”の丁寧表現です。電話のみならず、ビジネスシーンで英語を使うときはwould you likeをマスターすると上品に振る舞えます。

「お繋ぎいたします」

・I will transfer you.

これは単語”transfer”を覚えられれば、英語の文章自体はシンプルですね。transferは「何かを移す」という意味なので、電話の際に使うと「電話を転送する」という意味になります。

「電話番号をお間違いではないでしょうか」

・I think you have a wrong number.

英語のまま直訳すると「間違い電話だと思います」ということです。この表現も「wrong:間違った、誤った」という単語を覚えられれば、英語の文章自体はシンプルなはずです。

「英語ができる人間に代わります」

・I’ll get someone who speaks English.

最終奥義です。全く英語に自信がなく、社内に英語を話せる心優しい人がいる場合は、電話はこれで逃げましょう。

ただ、逃げずに挑戦することで英語は磨かれていくものです。徐々にでも構わないので、このページの英語表現を活用して、英語の電話に慣れていくようにしましょう。自分でどこまで対応できるかを試してみて、どうしようもなくなったらこの最終奥義を使ってください。

~電話の切り方~

・Have a nice day.
・Good bye.

恐らくほとんどのケースでは、電話の相手が上記のような表現を使って電話を切ってくれるので、それをオウム返しのように同じ表現を繰り返せば問題ありません。
(例) A: Good bye. あなた: Good bye.

ただ、表現自体は日常英会話で使うような簡単な英語ですので、自分から電話を切るタイミングを切り出さなければいけないレアなケースに当たった場合でも心配しなくても大丈夫ですね。


まとめ:シンプルフレーズで落ち着いて、しっかりと

シンプルに話す

英語でかかってきた電話。応対のコツはつかめましたでしょうか?

とにかく「落ち着いて」、「ゆっくりと」、
わからなければ「しっかり質問」を心がけましょう。

電話のやり取りは、日本語でもそう変わりません。
普段の電話でのやり取りを英語で置き換えて、今回お伝えした「鉄板フレーズ」がすっと口をついて出てくるように、普段から準備をしておきましょう。

準備のポイントは、シミュレーションと、シンプルフレーズの繰り返しトレーニングです。
日頃の準備があれば、突然の英語の電話にも、自信をもって対応できます。

これで、英語の電話が待ち遠しくなりますね!





   



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