正しく学ぼう!レッスン以外で英語を短期集中学習するコツ!

短期集中で英語成功

「すぐにでも英語を使えるようになりたい!」
「でもスクールやレッスンの選択肢が多くて、何が効率的かよく分からない」

英語を使えればいろいろな可能性が広がるのは分かってはいるけど、お仕事やプライベートを考えるとなかなか学習に踏み出せない。そんな方は多いはず。

レッスンを受けると言っても、最近では特に短期集中型レッスンを提供するスクールも増えてきて、選ぶだけでも大変な世の中です。そこで、もしレッスン選びに迷って時間を掛けているくらいなら、独学でも英語習得のコツを短期集中で学ぶ方が近道!

今回は、英語トレーナーとして、少人数グループ制で400人以上の社会人英語学習者の方々を教えてきた私が、レッスン以外で英語を短期集中学習するためのコツをお伝えします。

短期間でも英語力をアップさせることは可能です。また、英語に関する知識量や熟練度が向上することで、その後どの選択肢を取るべきかも判別しやすくなります。

それでは短期集中で英語力を高めていくコツを、一緒に見ていきましょう。

この記事を書いた人
牧野隆幸
​牧野 隆幸(まきの たかゆき ) シニアトレーナー

大学・自治体プログラム TOEIC講師として登壇。純日本人の英語トレーナーとして、一般企業や国際的な交流協会に勤務・従事しています。少人数制グループをメインとしながら計400人以上の方々に英語をお教えしてきた私が、実践的な英語学習法をご案内いたします。

3ヶ月の短期集中で英語はレベルアップできる!

短期集中で成功できる

語学習得するにあたり日本人に必要なもの

日本人の多くが通る英語学習の道筋といえば、受験英語。

他の科目も同様ですが、受験においては英語も試験である以上、正誤をはっきりさせなければいけません。しかし、こうした受験勉強の弊害こそが日本人が英語を苦手とする最大の理由だと考えています。

正解を追い求めすぎて『間違えてはいけない』というイメージが、何気ない英会話の場面でもネガティブな感情を引き起こし、『英語を話すことが苦手』と思い込んでいる方が多いのです。

日本人はこの『英語は間違えてはいけない』というイメージを捨て、『英語は間違えて学んでいくものなんだ』という意識を持つことが必要。

当然ながら私たちは英語のネイティブではないため、誤りが許される余地もあるのです。外国人が日本語を話していて多少間違っていたとしても、私たちは温かい気持ちで彼らの日本語を聞いてあげますよね?その逆も然りなのです。

この心構えを持っているかどうかで、英語学習へのアグレッシブさが上下します。結果的にレッスンに行っても行かなくても、短期集中でも長期学習でも、こうした心構えひとつで最終的な習熟度に差が出てくるのです。

「ビジネス英語は難しい」と考えない

短期集中でビジネス英語を学びたいという社会人は今なお増えていますが、そういった方の中にビジネス英語が難しいと考えている方もいらっしゃるでしょう。これも英語に対するネガティブな思い込みのひとつ。

日常英会話とビジネス英語は全くの別物と捉える方とお会いすることがあります。しかし、詰まる所どちらも「英語」であり、どちらも「コミュニケーションツール」でしかありません。

恐らく、日常英会話よりさらに『間違えてはいけない』と感じてしまうからでしょう。上でも書いたように「間違えても大丈夫」という気持ちで、どんどん英語を使うことが上達への第一歩。

むしろビジネス英語という言語を単体で見れば、ビジネスという「限られた」シーンで「限られた」語彙を使ってコミュニケーションを取る、というシンプルなものです。

「ビジネス英語は難しくない」という認識を持ちながら、短期集中で学んでいきましょう。

本気で学べる環境と時間を作る

レッスン以外の方法で、社会人が英語を短期集中で学ぶ場合、しっかりと学習に集中できる環境と時間を作る必要があります。

誰にも邪魔されず、そしてできるだけ頭が冴えている状態で英語を学ぶことが大切。

レッスンに通いさえすれば比較的楽にクリアできるこの条件も、レッスンに行かない選択肢を取るなら忙しい社会人にとって難しいことかもしれません。

私のレッスンを受講される方に多いのが、朝時間の活用。いつもより早めに起きることができれば、静かな環境と集中できる時間を捻出できます。

早起きが苦手、という社会人の方も多いと思います。短期集中で英語学習を始めるなら、しっかりとした目標を立てると苦手な早起きも克服できる可能性があります。

英語学習に効果的な目標の立て方は、こちらの記事をご覧ください。

もう勉強に迷わない!独学でビジネス英語スキルを伸ばす方法

レッスンに通うわずとも短期集中で英語を上達させることは不可能ではありません。朝時間を活用するなどして、まずは本気で英語を学べる環境と時間を作りましょう。

おすすめトレーニング!レッスンに頼らず短期集中で英語を学べるか?

おすすめトレーニング

英語力を上げるための基礎を短期で築く

さて、それでは実際に「レッスンに通わずにどう英語を学んでいくか」についてお伝えしていきましょう。

英語の基礎を短期集中で構築するに不可欠となるのが以下の3ポイント。

① 音
② イメージ
③ 5文型

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

① 音

幼児が語学を学ぶスタートラインが「音」です。まず幼児は両親や周囲の言葉を『聞き』そして『話す(口に出す)』。この段階で言葉を理解しているかどうかは二の次です。

幼児はこうしてインプットとアウトプットをシンプルに繰り返すことで、発音や意味、文章構造を徐々に理解していくもの。このステップの正当性は大人となった社会人でも同様に当てはまります。

音から入ることが語学習得の正しい道なのです。

② イメージ

英語を理解するときに日本人が行いがちな悪い癖は、暗記や翻訳に頼りすぎて、日本語に変換しないと英語を理解した気持ちにならない点。

そういった癖を回避しするためには、英語をイメージとして捉えることが重要。単語でいえば、名詞をイラストなどの静止画として覚えたり、動詞をムービーのように動画で覚えたりすると、日本語を介さずに英語を捉えられるようになります。

単語をイメージで捉えられれば、今度は文章でも同じようにイメージで理解できるようになります。

その際のコツが次にお伝えする「5文型」です

③ 5文型

命令形などを除き、一般的な英語の文章は必ず5文型のうちのいずれかの文型から成り立っています。副詞や関係代名詞などにより文章が長くなることはありますが、主語や動詞などの語順はほぼ一定です。

「5文型って何だっけ?」という方のために、おさらいしておきましょう。

(1) SV: 主語+動詞
(2) SVC: 主語+動詞+補語
(3) SVO: 主語+動詞+目的語
(4) SVOO: 主語+動詞+目的語①+目的語②
(5) SVOC: 主語+動詞+目的語+補語

さらに、以下の品詞が必ずSVOCの各要素に当てはまります。

S(主語): 名詞
V(動詞): 動詞
O(目的語): 名詞
C(補語): 名詞・形容詞

②でお伝えしたように単語のイメージを定着させ、SVOCに当てはまるように品詞を意識しながら英文を捉えられれば、文章も日本語を介さずにイメージで理解できるようになります。

以上の「音・イメージ・5文型」を英語力の基礎として意識的定着ができると、それ以降の英語学習をスムーズに進めることができます。

ビジネス英会話向けトレーニング

上記の基礎を構築できれば、レッスンを受けるためにわざわざスクールに通わずとも、ある程度のレベルまで英語力を上達させられます。

ビジネス英会話を学びたい場合は、その基礎を構築した後にフォーカスすべきポイントが2つあります。

・丁寧な表現
・相手への思いやり

まずは「丁寧な表現」について。

「英語には敬語がない」なんてことを耳にすることがありますが、その認識は誤り。尊敬語や謙譲語にあたる表現は存在します。

こうした丁寧な表現に代表されるのは、助動詞の“would”“could”を使うこと。例えば、“Will you ~?”より“Would you ~?”方がとても丁寧でビジネスライクな表現、といった具合です。

助動詞以外にもビジネス英会話にふさわしい丁寧表現は存在しますので、さらに詳しい表現はこちらからどうぞ。

ビジネス英語!日常英会話との違い&フレーズまとめ

そしてもう一つのポイントが「相手への思いやり」です。

ビジネス英会話を使ってやり取りをする相手の多くは、きっと外国人でしょう。もちろんそういった方々の文化や考え方、仕事への姿勢は千差万別。

「日本の文化とは違う!」といって、その違いの一つ一つに怒ったり悲しんだりしていては、なかなかいいビジネスには発展しません。相手の背景や状況を理解する気持ちを持ちつつ、どうすれば円滑にビジネスを進められるか、という観点を持つことにチャレンジしてみてください。

“I think you must be busy, but I really appreciate your great support.”という「忙しい中ありがとうございます」などといった、相手の立場に立って思いやることができるような推測と感謝のフレーズが表現できるだけでも、本当の「コミュニケーション」という意味でビジネス英会話スキルを高めることができます。

TOEIC向けトレーニング

TOEICも上記でお伝えした英語力の基礎が備わっていれば、あとは解法テクニックだけの問題です。

基礎より先にテクニックに走ってしまうのは、あまりオススメできません。「TOEICのスコアが高い=英語力ある、というわけではない」という話を聞きますが、英語力の基礎を備える前にテクニックを得てしまった人たちのことを指している可能性が高いです。

TOEICスコアアップのコツは、リーディングパートを制限時間内に終わらせること。それを実現させるためには、まずはPart.5の文法問題を「早く正確に」解くトレーニングを行いましょう。時間にすると一問20秒前後。

Part.5はその名の通り文法関連はもちろん、語彙の問題も出題されます。可能な限り早く正確に解くためには、上記であげた単語のイメージ化と、5文型への理解を深めることが効果的。

短期集中でスコアを上げたい場合も、結局は基礎から英語力を伸ばすことが「近道」になることもあるのです。

とはいえ講師がいるレッスン受講がいちばんの近道

講師に教えてもらうレッスン

短期集中コース型スクールの学習対応

独学でもある程度のレベルまで行けますが、学習法やモチベーション維持に困る場合もあるでしょう。

短期集中で英語を学びたいとはいえ、というより短期集中で学びたいからこそ短期集中コース型レッスンに通ってしまうことが英語習得への近道といえるケースもあります。

短期集中で質の高いインプット・アウトプットを行うことで、英語を運用する能力や英単語・英文フレーズの定着率を向上させることができます。また、「短期集中でどう英語を上達させるか」という学習法の最適解をスクール側が熟知していて、困ったときに頼られることも心強いポイント。

私がトレーナーを務めているイングリッシュベイ青山では、短期間で出来る限り英語力を伸ばしていただく目的で、10週という期間で集中できるよう受け放題のレッスンを提供しております。単語や会話など多角的な観点から英語力を底上げさせる内容のもので、1日2.5時間以上の学習時間を確保することが可能です。

モチベーション維持や英語の学習法に不安がある場合は、短期集中コース型スクールをまずは調べてみることをおすすめします。

オンラインレッスンの学習対応

オンラインレッスンは比較的安価で受講できる点が最大のメリット。インターネット環境とPC・スマホがあれば、いつでもどこでもレッスンを受けられることも見逃せない長所です。

講師の多くはノンネイティブであることが多いですが、英語レベルはもちろん安心できる講師ばかり。逆にノンネイティブだからこそ、英語学習のつまづきやすいポイントを丁寧に教えてくれることもあります。

良いことばかりのオンラインレッスンですが、デメリットを挙げるならば「習慣化しづらい」という点。いつでもどこでもレッスンを受けられる分、強制力はないため、ご自分でモチベーションをコントロールする必要があります。

レッスンを受けるかどうかはご自身次第という環境となるので、しっかりとモチベーション管理ができる方向けのレッスンと言えます。

期間にこだわるなら留学

私自身、アメリカの大学に入学し卒業したという人間なので、海外留学に関してはとてもポジティブなイメージを抱いています。

もちろん、日本国内で短期集中レッスンを探している方には選択肢としてふさわしくないですが、英語を習得する手段として留学ほど効率的なものはありません。現地に行きさえすれば自分の身の回りが全て英語になるわけですから、意識的でも無意識的でも英語運用能力を身につけざるを得ません。

3カ月ほどの短期留学だとしても、国内で学習するより各段に英語力を伸ばすことが可能です。時間とお金に比較的余裕がある方にはピッタリの英語学習手段です。

まずは体験してカリキュラムやプログラムを見る

ここまでで挙げた以外にも英語学習に関していろいろなサービスがあるわけですが、結局は実際にご自身の目で確かめるのが何よりも大切!

現在では無料で体験セミナーやオリエンテーションを行っているところがほとんどなので、そのスクールやサービスのカリキュラム・プログラムを見極めましょう。ご自分の肌に合うかどうかは、足を運んでみないと分からないものです。

もし体験セミナーの前段階で迷っている方いましたら、まずはポチッと体験申込を済ませてしまいましょう。

まとめ

頂上ゴールにたどり着いた

さて、今回はレッスンを受講する以外で英語の短期集中学習を実行するプロセスをお伝えしてきました。

それでは今回の振り返りです。

・3ヶ月の短期集中で英語はレベルアップできる!
ビジネス英語を中心として、語学習得をどう達成すると良いか

・おすすめトレーニング!レッスンに頼らず短期集中で英語を学べるか?
独学での基礎英語力の短期構築法と、目的別のトレーニング

・とはいえ講師がいるレッスン受講がいちばんの近道
レッスンなどの独学以外の選択肢

最後の項目のように、講師がいるレッスンの方が効率的に英語を学べることがほとんどなので、よほどの理由がなければレッスン受講も選択肢に入れておいて損はありません。

学習期間は短期集中だとしても、身に着けた英語を実際に使う期間は長期になる可能性もあります。どう英語と向き合っていくかを考えながら、効果的に英語を学べる手段にトライしていきましょう!

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